残念ながら、前日チェックした天気予報は、所により雨が降るというもの、通過ルートのどこかで、雨に遭いそうだということで、バイクでいくのをあきらめ、ソフィーのヌシの愛用車ミラジーノで行くことにしました。
この車、98,000Km を走行している。ユキムラのヌシが数年前に乗り換えたとき、下取りに出そうとしたんだけど、二束三文の下取り料金に、それならソフィーのヌシ用にしようと、そのまま保持することに。普段は次男坊や三男坊の送迎やお買い物車として活用。長距離は走っていない。
たまには主役にということで、この車で片道約700Km の東京までの下道ドライブすることに。
いつものように高速道路をぶっ飛ばしていくと、壊れそうだけど、下道をのこのこと途中泊しながらなら、大丈夫だろう?
ということで、まずは
南海フェリーで徳島港から和歌山港まで。
本当は5時40分のに乗りたかったんだけど、8時出港。10時に和歌山港に到着。
「雨の気配はないなー。やっぱりバイクにすればよかったかな-。」と思いながらも下道をまずは奈良をめざして出発-。
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国道24号を走ればいいやと、お気楽に走り始めたんだけど、通行量が多く、渋滞。時間がかかって仕方ないので、途中、川の反対側の道路へ迂回しながら、なんとか橋本市、五條市を通過し、葛城市へ。そこから、天理市へ向かうと、また渋滞。国道25号を通ろうと思ったけど、ここでソフィーの主が提案。「県道50号がイイよ。」渋滞はいやだから、山道でもいいやと、県道50号へ。
しかし、ちびジーノでは、パワーがない。。。この道、バイクだったらよかったんだけどね-。坂がきついので、古いタイプのオートマのジーノでは、うんうんうなっても30km/h くらいなもんだ。うーきついねー。でもなんとか、道の駅針(B)まで到着。
なんだー雨降らなかったね-。と言いながら、休憩。
そこからは、なにやら高速道路のような
名阪国道。自動車専用道路だけど、有料ではない。これはいい道路だ-。 自動車専用だから、結構跳ばせるし、快適-。と思ったら。伊賀にさしかかったら、突然の豪雨。うわー、道が雨で川のようになってるー……
バイクじゃなくてよかった。
そこからは、ずっと雨とお付き合い。亀山市、四日市市を越えて、国道23号で名古屋を通過、なんとか無事に1日目の宿泊地、浜松へ。
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2日目は天気もよく、浜松から東京まで、ひたすら国道1号を東へ東へ。
でも、国道1号も、自動車専用道路の区間があるんだね。知らなかった-。おかげで、静岡区間は信号にも引っかからず、快適。これはバイクで行くときでも、使えるね-。
途中、
道の駅富士で一休み。でも富士山は雲の中。富士山も見たかったなー。
なんてうちに、箱根の山に。このときの運転手はソフィーのヌシ。坂が上れなくて四苦八苦。坂の途中でギブアップしたので、交代して運転することに。
ここは箱根関所跡。ということは、
勝海舟や、
坂本竜馬もここら辺を歩いていたんだね-。
さすがに、箱根の山は渋滞のろのろ。芦ノ湖を左手に見ながら、なんとか箱根の山を越える。
この渋滞じゃあバイクも楽しくないね。このあと、正月の箱根駅伝で有名な箱根山区間を下って行く。いつもテレビで見ている光景を横目にのろのろと走っていく。
やっと、箱根は混雑していたので、観光は止めたけど、せっかくだから鎌倉へ行ってみようと、藤沢手前から鎌倉方面へ。だけど、茅ヶ崎あたりから海岸に近いせいかさらに渋滞。のろのろ運転のまま鎌倉市内へ。
長谷の大仏(B)を観光しようとしたんだけど、拝観時間を過ぎてしまったし、駐車場は空いていないし、で、あきらめて国道1号線へ戻る事に。あー長谷の大仏さんは
奈良の大仏と違って、外に出ていて好きなんだけど、見学できずに残念。
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(C)
鶴岡八幡宮方面へ行けば大渋滞に巻き込まれることになるので、由比ヶ浜へでて、大船をまわって鎌倉を脱出。そのまま東京方面へ。
東京へつくころは、すっかり暗くなった。国道1号線の旅もようやく終わりに近づくころ、目の前に東京タワーが5色になって現れた。
だれかロンドンオリンピックで金メダル取ったんだね。金メダル取ったらこんな風に五色でライトアップされるって、テレビで言っていた。
3日目は、親父の墓参り。それから実家の掃除と用を足して、今回の夏季休暇の目的を半分達成。
4日目は、午前中時間を空けてせっかくだから、話題にできるような観光地へ?と、東京スカイツリーへ。国道6号線青戸交差点あたりでも、くっきりと姿が見える。でかいね。荒川を渡るころは、間近に見える。ちょっと周りを見学するつもりだったんだけど、駐車場に入れそうなので、スカイツリーの麓の
そらまちへ。
スカイツリーの真下から写真を撮ると、こんな感じ。わーい。アップに耐えられない顔が2つ。
その後、徳島にはない
バイク用品のお店NAPSへ。良いウェアある?このグローブ良いなぁ。ヘルメット、ブーツもいろいろ見れる。パーツもあるし、、、とニコニコしながら見学。そこでセールしていた
KOMINE PK-700 Protect Riding Mesh Pants をGET! 1万円以下の値札に思わず手が伸びてしまった。
(これでまた貧乏生活だ) あーでも、考えてみたら、そろそろシューズ替えなきゃなんなかった。このパンツで合うのかなぁ。。どちらかと言えばオン車用のような気もするし。でもまあいいさ。膝プロテクターもついているし。。。
あっという間の東京2日。なにかとせわしく過ごして、今回も旧友にも会いに行けなかったなぁ。凄く変わっていく東京。昔の景色ではなくなっている。少しは、変わっていない場所や雰囲気も残っている。以前住んでいた町や懐かしい通りを通って昔を懐かしむこともできたよ。でもワシは、徳島の自然が好きだなぁ。ずっと東京にいたら、こんな楽しい旅もできなかったし。ね。
さあて、帰りの旅だ。5日目は朝早く東京を脱出。さすがに6時台に出発できれば、東京都内は渋滞に巻き込まれない。単にお盆休みで空いていただけかもしれないけど…
ソフィーのヌシがどうしても伊勢フェリーに乗りたいみたいだったので、帰りも浜松で一泊。(行きのホテルの方が新しくて綺麗だった。帰りのホテルは急遽取ったこともあり、問屋街の中心にある労働者用の宿泊施設って感じ。ドアノブが丸い昔風の鍵だし。。でもまあフロント(というか事務員さん)の方々の対応もよかったからいいか。
朝早くでてきたからもあり、浜松には夕方着いたので、浜名湖まで観光。
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舘山寺には素敵な菩薩様もいました。もう暗くなってしまったので、穴大師には行けなかったけど、ちょっとした時間の観光にはよかったよ。温泉街の先端まで行くと、駐車場があって、30分無料だったのも良かったね。
さて、最終日、天気も晴れて、まずは国道1号線、それから国道42号に入って、
伊勢湾フェリーに向かって伊良湖岬へひた進む。左手には遠州灘が見える。サーファーが波に乗っているのが車からもわかるよ。
伊勢湾フェリーは1時間ほどで鳥羽港まで到着するので、名古屋の渋滞回避には良いかも。
鳥羽港からは、、、ソフィーのヌシの依頼で、和歌山山道を横断。ぬぬぬ。。手強いのー。
でもその前に伊勢志摩スカイラインに入って山頂からの眺めを楽しんだ。今回初めての有料道路。
1200円は高いなー。でも、観光道路だから仕方ないか。
ここまでは、まあ良かったんだけど、
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時間を稼ぐために紀勢自動車道で紀勢大内山口まで。尾鷲まで下り、そこから西へ、山道へ。国道42号から168号までは快調。先を走るbB が中央ラインを越える運転しているので、つんつんしながらちゃんと白線内で走れよとプレッシャーを与えてやる。
この程度の道ならジーノでも負けないぜ-。
だけど…国道425 に入ったとたん、険しい山道に。あ゙- ジーノじゃ、30km/h が精一杯だ。でも、この道、誰も通らない。だからマイペースできるんだけどね。笠捨山の周りを通る頃は、凄い道に。雲も近くなってくるし、、、
でも、だいぶジーノの運転に慣れたので、バリバリ走る。
しかし、行けども行けども山道。それに、ここらあたりは去年豪雨被害に遭った十津川村にも近い。
所々道が痛んでいるし、岩肌も崩れ、落石だらけ。あげくにコンクリートで固めてあったはずの部位も崩れているし、ダムには流木だらけ。これ本当に国道?なんかいけない場所に入っちゃったかな。すれ違った車は3台、バイク2台。本当はそのまま国道425号を西へ進んで有田の方へ進もうと思ったんだけど、もう十分だよーという声が出たので、国道168号を五条方面へ北に進む。国道168号へ入れば、快適山道。通行量も多くなっている。登りはヒーヒー行っちゃうけど、下りなら負けないぜ-とばかり、ガンガン跳ばす。だいぶ時間もかかったし、フェリーの時間も心配になりつつあったからね。つんつんしてたら、セリカをどかしてしまった。ジーノなのに-。
それでも和歌山港まで、がんがん跳ばして、和歌山港についた-のは、19時30分頃。
あれ?閑散としている。えー行っちゃったばっかりか。
21時30分まで待たされたけど、無事南海フェリーに乗り込んで、徳島には日付の替わる少し前に到着。
最後はだいぶ跳ばしたから、ソフィーのヌシには、「まだ身体が揺れてるよ-」といわれでしまった。
結構、ジーノにも負荷をかけちゃったけど、しっかり問題なく乗って来れたね-。良い車だ-。
サスがへたっている割にはコーナーもすんなり回ってくれたしね。
でも、次回はバイクで行ってみたいね-。観光地ももっと小回り効くしね-。でも、倍くらい疲れるかな-。2日たってもまだ疲れがとれていないシー。
面白かったよ。今年の夏休み。時間があれば、高速代金を宿泊代に回して今回のように旅するのもいいね。またしようねー。